薬草の風呂と漢方養生法
桜門漢方薬局では、漢方薬・薬草は伝統的にお風呂に入れたり、ローションのように塗ることで多くの症状を改善・緩和に使われてきました。
そこで、どのような薬草・民間薬が入浴用で使用でき、しかも使用しやすいものをまとめてみました。
薬草風呂はそれぞれの働きにより、以下の効果があるとされます。
【頭痛、肩こり、関節痛、神経痛、筋肉痛、冷え性、美肌、疲労回復、精神安定、体臭予防、風邪の予防、新陳代謝促進、吹く出物、安眠】
特におすすめの薬草類
●紫蘇・・美肌、精神安定
●生姜・・冷え性、風邪の予防・血行促進
●唐辛子・・酷い冷え性、神経、筋肉痛
●カリン・・風邪の予防、冷え性
●陳皮・・精神安定、美肌
●ユズ・・疲労回復、風邪の予防
●十薬・・吹き出物、新陳代謝、冷え性
●薄荷・・腫物、安眠
●ヨモギ・・神経痛、冷え性
★漢方薬の世界では薬草風呂は良い補助療法となります。
★神経痛や冷え性、肌荒れの類にはおすすめです。
薬草風呂の妙としては飲む1日に分量と同じくらいで体質に合わせて選でば症状の緩和・改善に役立ちます。
薬草パックに入れてそのままお風呂に入れるよりも鍋で一度、沸騰させて色が出たところでお風呂に投入されたほうが効果的です。
実は漢方薬も塗ると良いものが一杯あります。薬草風呂と同じようにお湯で煮だすことにより、飲むだけでは効果がいまいちの時、塗ることで改善のスピードが早まることが多々あります。
漢方専門 桜門漢薬局