食毒と生物濃縮と漢方養生法
最近、特にタバコ、排ガス、食品添加物について、お伝えしたいと思い。お作りしました。
有害物質が体調被害が生じる以前に身体に蓄積されます。
どんな所に蓄積されるかといえば、主に脂肪です。
脂肪は皮下脂肪や肝臓です。
また、脳も脂肪組織が多いので、脳も重要です。
●生物濃縮という言葉は聞いたことはありますでしょうか?
それは、植物やプランクトンが蓄えた毒を食べた動物に蓄積して、また、その動物を食べた動物に蓄えられる濃縮された毒のことです。
つまりこれが食毒の一つです。
その中に、養殖の動物や魚の病気や虫を駆除する抗生剤や動物の人口飼料も間接的に人間は口に入れているのです。
それぞれ、動物としての解毒作用で身体から排出されているのですが、特にPCBなど、猛毒とされて水に溶けづらい、油性の毒は脂肪組織に蓄えられます。
水道水でも塩素消毒など、菌を駆除するものが多々含まれるので、飲むには浄水器や沸騰させないといけなくなってきています。
タバコを例にとると、フィルターを通した煙は毒性が低いのですが、そのまま出てくる煙の副流煙は毒性が高いので、ダイオキシンなどの猛毒に侵される可能性があります。しかし、タバコの問題より、都会で暮らす、排ガスのほうが遥かに問題であることも覚えておいて下さい。
毒の多くは脂肪組織に蓄えられます。皮下脂肪や肝臓は比較的強い蓄積作用がありますが、その他に脂肪の多い脳しかも、家系的に脳卒中を起こしやすい体質であればすぐに毒が溜まってしまいます。血管が脳に入る場所にバリアーがありますが、分子量の小さい毒素であれば簡単に通り抜けてしまいます。
また、急激なダイエットも危険なものです。徐々に健康生活を送ってきた方がたまたま太ってダイエットするのであれば良いのですが、不摂生がたたって、インスタントや油もの、肉や質の悪いお酒を多量に摂取したものであれば、脂肪に毒素は多量に含まれます。
こんな状態で急激なダイエットを行ったらいかがでしょうか?脂肪の毒が一気に溶け出し体調を崩してしまいます。
こんな状態の女性が妊娠したらいかがでしょうか?女性には胎盤と乳腺のところにバリアーがあるとされておりますが、そこを通り抜ける毒素が赤ちゃんにアトピーなどの被害を及ぼすのです。
アレルギーの多くも質の悪い油が被害を及ぼす場合は多々あります。
また、肉自体が栄養素として良くても、日本人は腸の長さが短い民族の倍以上あるのです。腸の長さは毒素の長期蓄積に繋がっています。日本人が食べたものを排泄するのに2、3日かかるとすれば、腸が短い民族の人達は1日で排泄することが出来ます。肉をもし、3日間、体温の36,5度で放置すれば当然腐ってしまいます。これは、肉を食べると臭いウンチが出る原因と重なります。
砂糖はいかがでしょうか?自律神経を乱したり、糖尿病の原因になることは有名ですが、腸内細菌のエサになって、悪さの原因になります。
●悪さをするのは美味しいものばかり、
美味しいもの・便利なものは食べ過ぎる。蓄積して、病気になる。
●ファーストフード・コンビニの食品は長期保存に耐えうるように添加物を多量に加えます。このお陰で、食中毒を回避出来ている部分もありますが、抗菌作用があるものが身体に良い訳ではありません。脂溶性であれば蓄積される可能性もあります。
これらのことを自分なりに考えてみましょう。
また、相談するにも相手も重要です。言っても無駄な人達もおります。
漢方専門 桜門漢薬局