紫蘇と漢方養生法
桜門漢方薬局では気滞(きたい)、気鬱(きうつ)に該当する方に紫蘇食品の飲食をおすすめすることがあります。
日本料理の薬味でおなじみの 紫蘇は、日本の家庭薬です。
紫蘇のは赤紫蘇と青紫蘇があります。ともに1年草で原産地はヒマラヤとされております。
紫蘇の栄養成分では、体内でビタミンAに変わるβ(ベータ)-カロチンのが多く含まれます。
一般的に赤紫蘇はアントシアニンの量が多く漢方薬の材料としても使います。もちろん香りが良いものほど、効き目につながります。
青紫蘇は赤紫蘇より栄養価が高いとれれ食品として用いられます。
薬局方ではどちらも【ソヨウ】となっており、本来の生薬は赤紫蘇です。
解毒作用があり、民間療法では、魚介類の毒に当たってしまった時に多めに服用することで早い回復につながります。
一般的には、紫蘇は葉が多く普及しておりますが、漢方の世界では紫蘇の種も咳や心臓の漢方薬に配合されます。
効用
風邪の予防、咽頭炎、食欲不振、アレルギー、食中毒の予防、精神安定、アトピー、気管支炎、防腐作用
漢方専門 桜門漢薬局