バイブレーション療法と漢方養生法
桜門漢方薬局では、鍼灸師免許をもつ薬剤師の店主が腎虚の患者さんに漢方療法の補助療法としての家でのバイブレーション療法を推奨しております。
バイブレーション療法は昔「あんま機」と言われていたものです。慢性の痛みや肩凝りに日本では昔々から使われてきましたが、今は見なくなりました。
私の研修した佐賀の鍼灸院でも、腰痛と坐骨神経痛の慢性の痛みの緩和に鍼灸治療に併用してバイブレーションを行います。
バイブレーションが腰痛、坐骨神経痛の痛みに効果があるのは振動刺激に対する受容体が皮膚組織とその奥にありその受容体を刺激することと実際の震えによって血行が良くなります。
しかし、欠点もあります。長時間、行いすぎると「揉んでないのに揉み返し」の症状が出ることがあるので、長時間の振動刺激には注意しましょう。
私の知るバイブレーションを使用する治療家は2タイプおります。
●治療家自身が手で、患者さんの腰や背中に行う方やり方
●他の治療を行っている間、うつ伏せで、バイブレーションの取っ手のステッィクの部分を足首に引っ掛けて、腰痛や坐骨神経痛の治療を補助するやり方です。
共に、背中の凝りや腰痛や坐骨神経痛に有効です。
電気屋さんで全自動のマッサージ機がありますが、昔のようにバイブレーションで凝った場所を家族にかけてもらうような、人の手で半分は治療するという行為は非常に大切です。
漢方専門 桜門漢薬局