お酢には多くの作用があります。
漢方薬の一部としても使われる大切なものです。
酢の効能
○内臓脂肪減少作用
○高めの血圧を下げる作用
○血中脂肪低下作用
○血糖値の上昇を穏やかにする作用
○疲労回復作用
○食欲促進作用
○カルシウム吸収促進作用(手羽先や煮魚で使うとカルシウムを溶かし出してくれる作用をいいます。)
○防腐・静菌作用(お寿司のような酢メシにすると腐りにくくなる作用のことです。
○減塩作用(ご存知、酢の味でお塩を減らしましょうのことです!)
漢方では
○中医学では、尿や汗などの過剰を抑え、古い血を流し、消毒し、血を止め、胸腹の痛みを治し、産後のめまい、黄疸、下痢に良いとされます。
○日本では医心方(平安)の時代から、酢の健康方についても語られております。
○酢は酸味のものとして肝に属し、汗も収斂することから汗に負けるアトピーにも良いとされます。
★1日大匙一杯のお酢が健康を増進します。
薄めて少しずつ摂取しましょう!!
お酢は古代バビロニアからその製法は研究され、世界各地では多くの穀物から、酢が作られております。米以外にもトウモロコシ、麦、ぶどう、りんご、砂糖きび、その他・・・・・・その国で多く取れる穀物・果物から多くは作られます。
日本にお酢はお酒の製法とともに中国から伝わりました。
日本にも多くの種類のお酢が作られておりますが、やはり、米からのものが主なものです。
お酒の出来る穀物は何でも酢酸菌によってお酢が出来る訳ですから楽しいですよね。
米と言っても、お酒の粕から作られるので、一般に食用にされているお米と違い粒の大きい特別なお米の品種から作られます。その日本酒用のお米は一般の食用の2倍の価格で取引されます。
一般のお酢は特別な酢酸菌の製法で、2週間くらいでタンクで作られますが、古代製法のお酢では3年半という長い歳月をかけながら、酢酸菌により酢は培養されます。
この酢酸菌の良し悪しが酢のメーカーの命ともいうべき元です。味も違います。
ぜひ、健康の為にいろいろなお酢を楽しんでみましょう。
私の故郷、半田市ではミツカン酢の工場があり、300年の歴史をほこります。
酢の博物館では工場の見学も出来ます。楽しいです。