漢方専門 桜門漢薬局
現代食養生法
食毒から逃れる努力、良い物を摂ることの大切さ。
コメント:私のおすすめの「現代食養生学」です。
食養生法の参考にされて下さい。
◎疲労困憊、精神異常の原因に白砂糖によるものと、カルシウム、ビタミンC不足がある。
◎白米、白い小麦粉、白砂糖だけではビタミン、ミネラルの不足をまねき病気を増やす。
◎白砂糖は虫歯、喉の粘膜を傷つけ喘息、扁桃炎、胃炎、便秘の原因になる。天然甘味料として、黒砂糖、ハチミツ、本みりんを使う。
◎養殖、栽培の食品には生命力がない。養殖の生物はひどい環境下で育てられるため、生命力がないので、ホルモン剤、抗生剤が必要、えさは配合飼料、ビニールハウス植物は生命力がないので、農薬が大量に必要。魚の養殖の代表ハマチ、タイ、ウナギ。天然の代表、サバ、サンマ、イワシ。
◎ コーヒーのカフェインも心筋梗塞(1日6杯以上は2.13倍)、胃潰瘍・十二指腸潰瘍(2杯以上は1.8倍)になる。飲み過ぎに注意。
◎化学調味料を食卓から排除。天然調味料として昆布、椎茸、鰹節を使う。
◎卵は有精卵。生命力がないと受精もできない。
◎牛乳は低温殺菌、成分無調整、変質したタンパク質摂取を減らす。
◎食用油は大切、脳みその60パーセントは脂肪分だから、不飽和脂肪酸を摂るために純粋胡麻脂、純粋ナタネ油をこころがける。紅花オイルは揚げ物に使わない。揚げ物の油は熱で酸化するので悪玉脂肪酸。だから、冷凍食品の揚げ物は特に悪玉。
◎脳神経に大切な脂肪分には木の実、ピーナッツ、クルミをあまり酸化してない皮付きむいて毎日少しずつ摂る。
◎スナック菓子はリン酸塩が多いのでカルシウム不足のイライラなど神経障害、骨折にもつながる。
◎アミノ酸は納豆などの大豆類からとる。記憶力など神経伝達をよくする。
◎腸内細菌は大切、ビタミン合成、ホルモン産生、酵素の産生、免疫の保持・強化、有害物質の解毒分解、コレステロール代謝、血糖調節作用、血圧調節作用をする。100兆匹、100種いるが食品添加物、抗生剤で激減、第二の肝臓、腎臓といわれるくらい大切だから、ビフィズス菌を常に腸で育てるよう気をつける。抗生剤は病院だけでなく、養殖場でも使っているので、知らない間に摂取していることがある。だから、治療にもリスクがでてくる。
◎玄米菜食はビタミン剤知らず。基本的に米は無農薬ではつくれないのは仕方ないので低農薬のものを使う。また、胃腸の調子の悪い時期には玄米は不向きです。
☆以上のことをできるだけ生活の知識に取り入れるよう努力して下さい。
参考文献 《現代食養生学》鳳鳴堂書店