4、切迫流産と不育症の漢方治療
流産の漢方治療の分類と原因について
●切迫流産(流産になりかけているという意味で早期で断続的な出血を伴い、過剥や子宮平滑筋の過収縮だと考えられます。)
●不育症[稽留流産](妊娠は可能であるが、流産や死産を繰り返してしまう習慣性のものでお腹で赤ちゃんが育っていくことができません。これは母体から胎児へ十分な栄養が行かないためと考えられます。そのためこれは流産というより不妊症の一種と考えられるのです。そのため通常の不妊症として治療を行います。 )
流産の主流は切迫流産と、不育症(稽留流産)はこの二つわけられると思います。
切迫流産の基本的な漢方治療は妊娠前からのものと、妊娠後に開始する場合があります。