漢方専門 桜門漢薬局
漢方製剤解説第2巻:
帰耆健中湯(きぎけんちゅうとう)について
帰耆健中湯は疲労した症状に多用できます。また、子供のアレルギーの体質改善や腹痛を起こしやすい方に幅広く用いることが出来ます。
応用範囲の広い漢方薬ですが、当帰(とうき)が入っているためにアトピー性皮膚炎で合わない人がおりますので注意が必要です。
私の経験上、アトピー体質で苦い漢方薬が苦手で体力が衰えた緊張型のタイプの方に使います。あと、慢性的な疲れと、緊張型の女性に生理不順に使います。