東洋医学の独特の更年期症状の東洋医学分類
漢方から更年期を見ると女性の場合、主に肝と心と腎の関係が深いと考えられます。漢方の証で自律神経失調症と関連の深いものは以下のとおりです。
肝気鬱結・・・肝の気が滞ってしまって、ストレス状態を起こすもの
肝鬱化火・・・ストレス状態がひどくなり滞った、肝の気が頭に上って熱性となった症状、目の充血、のぼせ、怒りの感情などがひどくなったもの
肝血虚・・・肝臓の血が不足すると、自律神経が乱れてしまいます。
肝陽上亢・・・肝血虚が進行して興奮症状が強くなったもの
肝気犯胃・・・自律神経の乱れ、ストレスによる胃の障害
肝気犯脾・・・自律神経の乱れ、ストレスによる胃腸症状
心気虚・・・心臓のエネルギー不足すぐに疲れ動悸が起こりやすい
心血虚・・・心臓・脳の血液不足による動悸・不安・不眠
心火亢盛・・・ストレス・悩みが許容量を超え、怒りや不眠、動悸など興奮性の症状を呈するもの。
更年期障害の傾向と養生
骨盤の歪みや下腹部のお血の存在
骨盤の歪みや下腹部のお血はいろいろなを症状と関わっています。この不具合が経絡を伝わって、頭に上って精神症状をお越します。肉や卵、脂っこいものはお血につながるので減らしましょう。
偏った食事の方が多い
ホルモンの異常の為、本来摂り過ぎてはいけない、甘いものやお菓子、油もの、コーヒーなどの摂り過ぎ、敷いては添加物の過剰となっている場合もございます。
運動不足
更年期障害の原因になりやすい、東洋医学でいう、お血(血の滞り)は、軽い運動をすることで、新陳代謝を高めて、血流を良くするので、ある程度の予防になります。
電磁波
頭や体に受けた電磁波の影響を受けている時間の長い人は遠ざけるようにしましょう。携帯は鞄にいれる。体調の悪いとき、長時間のスマホの操作は控える。携帯の電磁波が心臓のペースメーカーに影響を与えるように人間の体内も神経線維のニューロンの内部でも電気信号が使われています。
★更年期障害の症状の原因は多種多用です。多くの問題を絡めて一つ一つ解決していくお手伝いをさせて頂きます。