漢方専門 桜門漢薬局
漢方製剤解説第3巻
杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)について、
主な適用としては、
体力中程度以下で、疲れやすく胃腸障害がなく、尿量減少又は多尿で、ときに手足のほてりや口渇があるものの次の諸症:かすみ目、つかれ目、のぼせ、頭重、めまい、排尿困難、頻尿、むくみ、視力低下
解説
この漢方薬はドライアイや疲れ目では有名ですが、
糖尿病や腰痛、子宝(特に男性)にも使われます。
60代男性で、杞菊地黄丸と熟田七で血糖値と肝臓の数値が改善され喜ばれた経験があります。
ポイントは地黄は良質なものを使わないと、胃もたれで服用しづらいので、より良いものの選択が必要です。