漢方専門 桜門漢薬局
漢方製剤解説第3巻
加味四物湯(かみしもつとう)について、
主な適用としては、
体力虚弱で、血色がすぐれないものの次の諸症:下肢の筋力低下、神経痛、関節の腫れや痛み
解説
特に血流を良くして、筋力低下が起きて、足腰の痛みが起きている方に合うものと思います。
血虚や気虚を改善しようとする。
強壮剤のような配合の組み合わせになっているので、体力が体質的に衰えてくる初老に適した配合生薬となっている。
40代男性
主訴:慢性腰痛
仕事が忙しく、肉体労働をしている。
加味四物湯と続断とアコニンサン錠をお勧めし、
1か月後、体力と腰痛の大方の改善が出来て喜ばれる。