自律神経失調症の養生法
養生の一例
●気づき
自分にとってどのようなものが必要か、ゆっくり精査して考えること、漢方薬は体調を整えて、ストレスによる身体症状の改善をしてくれますが、辛い時期が和らいできたら、または同時に多くの解決法も試みるべきです。
●発汗させる
適度な発汗はうっせきした精神症状をスッキリさせる作用があります。
ジョギングやサウナも良いと思います。
●季節や気圧の変化や天気に気を配る
季節で言えば、4,5月は入学・就職などの環境変化や気圧の変動や外気の温度差が大きい季節です。「5月病」という言葉もあります。低気圧の近づく日は体調を崩しやすく、外出はなるべく控えることが良いと思います。
●偏った食事と白砂糖・添加物やコーヒーの過剰
職場環境や家庭環境の問題もありますが、偏った食事や添加物・カフェインの過剰は、ホルモンや自律神経の正常な働きを乱れさせてしまいます。特に砂糖・添加物の過剰摂取は自律神経を乱れさせます。添加物については表示を見て過剰とならないように考える知識も必要です。
●運動不足
適度な運動はお血を解消するのに役立ち、全身の血のめぐりを良くすることで、新陳代謝を促進し、東洋医学の肝気の作用をスムーズにさせます。
●電磁波
頭や体に電磁波を受けていると自律神経の乱れを助長させてしまいます。電磁波の影響は浴びたのと同じくらいの時間、影響があると言われております。特に寝るときに携帯電話は枕元には置かないようにしましょう。私は眠りづらい日に限って、枕元に携帯があった経験があります。また、連続でパソコンでの作業を続け過ぎず別の作業も行う時間を作ることに気を配りましょう。
●姿勢の悪さ
猫背や偏った姿勢は脳や背骨周囲の血流を悪くします。その為、自律神経の乱れが起こりやすくなります。朝起きた時や会社・学校に行く前には鏡を見て姿勢を正しましょう。良い姿勢は他の人からの好印象にも繋がります。
●自律訓練法などの精神統一
寝た状態で、足が重くなる重くなる、手が重くなる重くなる、など、自己暗示にて自分の感覚をコントロールする。
●爪もみ療法 (交感神経の興奮のとき)
鍼灸マッサージの世界では刺絡療法として自律神経免疫療法に利用されている指先の治療です。両手両足の薬指は副交感神経を抑えるので、これを除いた指の爪の横を挟んでつまみ、多少の痛み刺激します。1日3回程度、行うと効果的です。
●深呼吸 (副交感神経の刺激)
息を吸って、長めに吐くことは、副交感神経を活発にさせ、リラックス効果があります。大きくゆっくり吐くことは、それだけ副交感神経の働きを促進させる効果が高いのです。