3、無月経と生理不順の中医分類
◎腎虚
年齢的な衰えにより、腎精(腎の生殖能力)が衰て、生理前後に腰痛が悪化しやすい。35歳以上に多い。
◎お血
お血は血の流れがわる体質ですので、生理前に痛みが悪化しやすく、下腹が張って痛く、場所も固定的です。生理後半では症状は減る。
顔色がくすんで、シミが出来やすい。
◎血虚
血が足りない体質で、生理をなかなか起こすことができない。
生理痛としては前半より後半のほうが痛みが出やすい。
顔色が悪く、月経量が少ない。無月経、色が薄い、めまい、動悸しやすい、疲れやすい、爪の色が薄い。
◎気滞
自律神経失調ぎみ、のどや胸がつかえる感じ、胸が張るときがあり、生理痛としては、ストレスで悪化しやすい。
◎気虚
虚弱体質で、疲れやすく、何か疲れるような行動した後に生理痛も酷くなる。
◎陽虚寒証
冷え性で、血圧も比較的低い、冷えると頭痛、肩こり、腰痛が悪化しやすく、しもやけも出来やすい。生理痛は冬や夏にクーラーを浴びたときに酷くなる。