VDT症候群と漢方治療
パソコンや携帯などの電子機器の操作を長時間行うと起こってしまう病気です。
目の疲労でしょぼしょぼしたり、後頭部の痛み、肩こり、手の痺れなどです。
パソコンが普及しはじめてからの新しい病気です。今ではパソコンのみならず携帯電話やテレビゲーム、ポータブルゲームなど、さまざまです。
主な症状
●身体的疲労、自覚症状
●精神的疲労・ストレス
●眼の疲労感
●首・肩の疲労感
養生
●適切な姿勢をとる
●1時間に10分休憩する
●眼を休め首・肩を回す
●3D映像も眼が疲れやすいので注意する
漢方
眼の疲れ・・・杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)
眼の赤みが気になる場合・・・黄連解毒散・丸(おうれんげどくさん・がん)
肩の痛み・・・独活葛根湯(どっかつかっこんとう)
民間薬生薬
オオバコの種、クコの実、ブルーベリー、クランベリー、カシス
ツボ
眼・・・太敦(だいとん)、合谷(ごうこく)、風池(ふうち)、天柱(てんちゅう)
肩腕の痛み・・・天宗(てんそう)、肩井(けんせい)、手三里(てさんり)、合谷(ごうこく)