仮性近視と漢方治療
学童に多い症状です。
長時間の読書をしたりすると目のレンズを厚くしようと目は働き、そのまま、戻りにくくなってしまいます。
目の焦点を合わせるには、毛様体筋という目の中の筋肉が動くことによって、水晶体というレンズが動いて、調節します。
この毛様体筋が収縮しすぎて、近視状態のような状態になっている状態が仮性近視です。
この調節異常が長期になってくると、仮性ではなく、本当の近視になっていく場合は多々あります。
視力を回復させようとせずにそのままにしておくと、眼は仮性近視の状態から、近視の状態を助長してしまいます。
しかも、近視のメガネをかけて、近くのものを見れば、また、近視状態が助長されてしまいます。
親の世代の方々はどんどん、メガネを買い替えて、近視の状態を酷くしていった経験のある方はいると思います。
東洋医学の世界でも、このような状態から抜け出すために、漢方薬や鍼灸や養生法が多く開発されてきました。
漢方である程度、改善できる病気であると思いますので、ご相談下さい。