牛黄製剤について
●烏犀円(うさいえん)
私が佐賀県にいた時、その地方ではすごく売れている製品でした。特に昔からの伝統薬であり、どこの薬局でも置いてあるという製品でした。お年寄りは疲れたので烏犀円を下さいというその地方ではメジャーな製品です。
●六神丸(ろくしんがん)
動悸症状によく使われ、家族の意識混迷状態に用いて良かったという薬剤師の友人がいます。
●牛黄清心元(ごおうせいしんげん)
非常に多彩な効果を持ますが、特に命を守る玉として伝統的に使われてきました。特に動悸や意識障害に役立つとされています。
私自身、動悸したときや疲れが酷い時期に服用した経験があり効き目は良いのですが、欠点は高いことでしょう。
●牛黄清心丸(ごおうせいしんがん)
牛黄清心丸と牛黄清心元は兄弟のようなもので、どちらのほうがよく効くという判断はつきづらいものですが、意識障害の時に大学病院で坐薬の形にしてもらい投与してもらって、一命を取り留めたと感謝されて薬剤師の友人はおります。
●救心(きゅうしん)
動悸や疲れたとき、運動する前に服用すると調子が良い年配の方がおります。
このページでは私が良かったと思う漢方製剤についてお書きします。
かかりつけの医師・薬剤師・登録販売者にもご相談の上、参考にされて下さい。